Zenken株式会社:資産運用EXPO出展の成果とIR担当者としての想い
初出展以降、ブースサイズも大きくしながら継続して資産運用EXPO内IR・株式投資フェアへご出展頂いているZenken株式会社様に、出展し続ける理由やIR担当者としての想いについてお話を伺いました。
資産運用EXPOに出展したきっかけ
インタビュアー:まず最初に、資産運用EXPOにご出展いただいたきっかけは何でしょうか?
沼田様:きっかけはもう純粋に御社からの営業で、資産運用EXPOの存在を知りました。それまでは日経IRフェアしか知らなかったです。
インタビュアー:日経IRフェアは出ていらっしゃいましたか?
沼田様:出展経験はありません。弊社がIRを強化し始めたのが24年の6月あたりからで、私はもともとIR支援会社で働いてました。そこでIRをやってみたいと思ったことをきっかけに弊社に入社し、同時にIRを強化することになったので、このようなイベントには出たことはありませんでした。
インタビュアー: 様々なタイミングが重なって、24年7月の資産運用EXPOに初めてご出展頂いたんですね。
沼田様:そうです。
出展成果と継続出展をする理由について
インタビュアー:現在会期の2日目ですが、この時点でどれくらいの成果がありましたでしょうか?
沼田様:2日間で500名近くの方に、ブース内でセミナーを聞いていただきました。
インタビュアー:多くの方にセミナーを聞いて頂けているようですが、集客に関して何か工夫されたポイントはありますか?
沼田様:前々回、前回と今回で3回目の出展ですが、これまでと大きく変えたのは小さいコミュニケーションブースからベーシックプランブース0.5小間に変えました。我々は認知拡大という目的でIRのイベントに参加しておりますが、今までの小さいブースですと、対応できる投資家さんの数にも限りがあり、3日間で300名くらいしか対話できなかったんですよね。ブースを大きくしたことによって、セミナー聴講だけで500名ほど、セミナー時間外での個別対話もありますので、全体としては500名プラスαの方々と対話が行えています。
多くの方に来てもらえるようになったというところが、今までと大きく違うところですね。
現場で感じる世間の変化について
インタビュアー:今回御社のブースにお越しになっている来場者様は、どういった方々でしょうか?
沼田様:基本的には30~40代、あと50代、まぁ、40代平均くらいの方が多いなというのと、あとは男女比率でいくと男性が7~8割くらい。あと、割と若い女性が多いなっていう印象があります。
インタビュアー:女性の方が若年層なんですね。
沼田様:今までだと旦那さんの付き添いで来るイメージがあったんですけど、女性1人で来てる方が増えたのかなっていう個人的な肌感覚はあります。
どういう目的で来場したのか確認すると、まだ株式経験は一切なくて、ただ新NISAとかもあるので、やってみたいなと思ってまずは情報収集に来ましたみたいな方も一定数いました。
インタビュアー:去年に比べてこの1年での世間の変化と言いますか、投資への関心度の高まりみたいなものが、そのまま来場者様に反映されている印象がありますよね。
沼田様:はい、そうですね。
インタビュアー:経験者や既に始めている方も多くお会いになりましたか?
沼田様:そうですね、基本的に多くの方が経験者の印象です。あとは前回、前々回の東京にも来たよとか、前回の大阪でも出展してたねとか、そういう方ともお会いしたり。Zenkenの株主になったよっていう人も。
IR担当者としての想い
インタビュアー:実際に株主の方と会える場ってなかなかないですよね。
沼田様:初めての出展が7月で、そこでZenkenのこと知って、そのあと株買って。で今回「その後状況どう?」という話があったりします。
インタビュアー:ということは、株主になっていただいたきっかけも、その7月の資産運用EXPOでの出会いとなると、IRご担当者としてすごく手応えと実感値が持てますね。
沼田様:すごく嬉しいです。我々IR担当は投資家の方と1対1で対話する機会があまりないですしね。個人投資家向けセミナー等で多くの方に発信することはありますが、1対1で相手の理解度に合わせて話すことがないので、非常に良い機会だなと思って、弊社は3回連続で参加させていただいています。
こういう対面の1対1の場面だと色んな質問をして頂けるので、あ、ここの部分伝わってないんだって、タイムリーに反応が分かります。なので、資料の改善にもつながるので我々としては助かっています。むしろこういう機会頂いてありがとうございますって感じです。
あと、出展効果の話でいくと、前回の資産運用EXPOに出た後に翌日、株価が上がって嬉しかったです。
インタビュアー:それすごいですね!
沼田様:他社イベントでのアンケート結果に「資産運用EXPOでIR担当者の方と話して、興味を持ったのでZenkenの株を買いました」とか「御社のIR応援してます」など、他社イベントのセミナーなのに資産運用EXPOの話とか書いてくれる人がいて嬉しいです。
インタビュアー:それは嬉しいですね!やはり投資家側としても実際にお話が聞けて、こういう人達がやってる会社ならと安心感ありますもんね。
出展を考えている企業へのメッセージ
インタビュアー:では最後に、同じようにIR担当をしている方で、まだこういうイベントに出展された事のない方に向けて、何か後押しになるような応援を一言ください。
沼田様:IRってゴールの見えない暗闇の中をずっとただ走り続けるというのが、IR担当者としての苦悩だと思いますが、そこを投資家さんと直接対話することで色んなご意見頂けたり、応援してるよって直接言ってもらえるので、そういった意味ではIR担当者のモチベーションアップに繋がると思います。
まずは検討している会社さんは資産運用EXPOに来場して雰囲気を掴んでみるのが1番いいかもしれないですね。
インタビュアー :ありがとうございました!